カバチタレ [雑談]
最近ですが読み始めたらめっちゃハマってしまったんで、カバチタレ全巻を入手して読破しました。
監修:青木雄二、原作:田島隆、作画:東風孝広って事で誰が書いた漫画なのかよくわかりませんが、
少なくとも青木雄二のナニワ金融道は読んでたんですけどねー。
なんとなく「カバチタレ」というタイトルからなのか、読まず嫌いになってましたが、まぁ基本はナニ金と
同じ雰囲気で立場が金融屋と行政書士ってだけの違いですね。
まぁ面白いのは面白いんですが、何がツボにはまったかというと広島弁が大きいですねw
Gは一時期広島に住んでたんですが、広島弁というと仁義無き戦いでも良くでてくる「~じゃけんのー」
とか他にも「ほうか」「~しちょるんぞ」「どがいしたんなぁ」「こんなぁ~」とかが有名?だと思います。
まぁこのカバチタレの「かばち」も文句や屁理屈といったような広島弁なんですが、一番ツボったのは・・・
・・・「はぁ」でした^^;
この「はぁ」の使い方が広島は独特で、Gも広島に行って一番最初に耳にのこったのがこれですね。
例をあげると「はぁ、~じゃけーのー」「~じゃけーど、はぁ~しんさいやー」とかで、一般的に言うと
「あー」とか「えー」とかしゃべる時の頭につける言葉が広島では「はぁ」のようです。
というか人によって微妙に違うので、未だにどういう所に使うのか良く分かりませんが、とにかくこの
「はぁ」はGにとっては広島弁の代名詞といえます。
ってか広島弁と岡山弁は似通ってる所も多いので、他の言葉はすんなり消化できたんですけどね^^;
まぁこの「はぁ」が使われてるのを、漫画で初めて読んだ気がしますw
あとはカバチタレで印象に残った方言は「シゴしちゃろうか」の「シゴ」ですね。
カバチタレの説明によると、「リンチを加える」とか「ケジメをつける」とかの意味でこれを言われた者は
地獄を見る事になる、とあります。
カバチタレでは20ページに1回位の割合で出てくるんですが、とりあえずGは広島では聞いたこと無い
ですね^^;
wiki先生によると以下の意味のようです。
しご…始末。世話。手入れ。県西部の島部や海沿いではさほど恐ろしいニュアンスでは用いられず、
むしろ日用語である。
(例)しごに(ん)ならん。(始末に終えない)」
(例)魚のしごをしとけ。(魚をさばいておきなさい)
(例)しごぉされるど。(大変な目に遭わされるよ→つまりしばかれる、なぐられる、痛い目に遭う。)
(例)畑のしごをせにゃあ。(畑の手入れをしなくては)
どうも、広島でも地方によって違う使い方をされるようですね。
なんか分かりませんが、キューブリックの映画「時計仕掛けのオレンジ」に出てきた「トルチョック」にも
似た非常にインパクトのある言葉には違いありません。
「トルチョック」は”殴る”という意味合いで、まぁ「シゴ」とほぼ同様な使い方だと思います。
このトルチョックに代表される”ナッドサッド語(Nadsat)”というのは、時計仕掛けのオレンジの作者で
ある、アンソニー・バージェスが作り出した言語形態で、物語の主人公であるルドビッヒが大好きなアレ
ックスとその仲間達(まぁティーンエイジャー全般)が使う特殊な言語です。
例をあげると
デボチカ(プティッツァ) 女の子、女
ホラーショー 最高、面白い
ビディー 見る
ノズ ナイフ
ガリバー痛 頭痛
スメック ニヤリ(笑う)
ドルーグ(ドルーギー) 仲間、友達
などで、これらを組み合わせて通常の話し言葉の中に組み込んで使うようです。
まぁ以下のような感じに使うみたいです。
はーい・ドルーク!(仲間達)
このホラーショ(最高)なシニー(映画)は、これでスルーシュ(調べる)すれば
ボルシー(凄く)スルージー(満喫)できるよ!
ライティ・ライト(OK)?
話は全然カバチタレから離れてしまいましたが、この「時計仕掛けのオレンジ」は独特の雰囲気があり
一見の価値ありだと思いますので、どこかで放送される事があれば是非ご覧になってみてください。
ただし、現実正解での「トルチョック」や「シゴ」はご遠慮下さいm(__)m
それから、カバチタレには続編の特上カバチがあるようですが、この特上カバチのドラマを原作を読む
前に見てみたんですが・・・
まぁ掘北真紀が出てるからなんとか見れるんですが・・・
どうも原作(少なくともカバチタレ)の、法律という武器を使ったリアルな攻防ってのはあまり前面に出
されておらず、少年漫画のような真っ直ぐな心を持った夢と希望に満ち溢れた青年が、その心意気で
事件を解決してしまうというような非常に甘ったるい味付けがされており、前述のように掘北真紀が出
ているから見れる(大事な事なので2度書きました)非常に残念な代物です(-_-;)
いわゆるお涙頂戴物になってしまってますね。
いかにも漫画的なセリフ回しも、原作の面白い所を活かせては無い(ある意味原作より漫画的)ですね。
って事で原作は凄くお勧めですので、漫画喫茶や病院の待合室にあったら是非ご覧になってみて下さい。
何よりそれなりに現実社会でも役に立ちそうなネタも含んでありますしねー。
ただし、あくまで漫画なので現実問題使えるかどうかは、よく吟味した上でご利用下さい。
ブログランキングに参加してます。
ポチッとしていただければ感謝です<(_ _)>
監修:青木雄二、原作:田島隆、作画:東風孝広って事で誰が書いた漫画なのかよくわかりませんが、
少なくとも青木雄二のナニワ金融道は読んでたんですけどねー。
なんとなく「カバチタレ」というタイトルからなのか、読まず嫌いになってましたが、まぁ基本はナニ金と
同じ雰囲気で立場が金融屋と行政書士ってだけの違いですね。
まぁ面白いのは面白いんですが、何がツボにはまったかというと広島弁が大きいですねw
Gは一時期広島に住んでたんですが、広島弁というと仁義無き戦いでも良くでてくる「~じゃけんのー」
とか他にも「ほうか」「~しちょるんぞ」「どがいしたんなぁ」「こんなぁ~」とかが有名?だと思います。
まぁこのカバチタレの「かばち」も文句や屁理屈といったような広島弁なんですが、一番ツボったのは・・・
・・・「はぁ」でした^^;
この「はぁ」の使い方が広島は独特で、Gも広島に行って一番最初に耳にのこったのがこれですね。
例をあげると「はぁ、~じゃけーのー」「~じゃけーど、はぁ~しんさいやー」とかで、一般的に言うと
「あー」とか「えー」とかしゃべる時の頭につける言葉が広島では「はぁ」のようです。
というか人によって微妙に違うので、未だにどういう所に使うのか良く分かりませんが、とにかくこの
「はぁ」はGにとっては広島弁の代名詞といえます。
ってか広島弁と岡山弁は似通ってる所も多いので、他の言葉はすんなり消化できたんですけどね^^;
まぁこの「はぁ」が使われてるのを、漫画で初めて読んだ気がしますw
あとはカバチタレで印象に残った方言は「シゴしちゃろうか」の「シゴ」ですね。
カバチタレの説明によると、「リンチを加える」とか「ケジメをつける」とかの意味でこれを言われた者は
地獄を見る事になる、とあります。
カバチタレでは20ページに1回位の割合で出てくるんですが、とりあえずGは広島では聞いたこと無い
ですね^^;
wiki先生によると以下の意味のようです。
しご…始末。世話。手入れ。県西部の島部や海沿いではさほど恐ろしいニュアンスでは用いられず、
むしろ日用語である。
(例)しごに(ん)ならん。(始末に終えない)」
(例)魚のしごをしとけ。(魚をさばいておきなさい)
(例)しごぉされるど。(大変な目に遭わされるよ→つまりしばかれる、なぐられる、痛い目に遭う。)
(例)畑のしごをせにゃあ。(畑の手入れをしなくては)
どうも、広島でも地方によって違う使い方をされるようですね。
なんか分かりませんが、キューブリックの映画「時計仕掛けのオレンジ」に出てきた「トルチョック」にも
似た非常にインパクトのある言葉には違いありません。
「トルチョック」は”殴る”という意味合いで、まぁ「シゴ」とほぼ同様な使い方だと思います。
このトルチョックに代表される”ナッドサッド語(Nadsat)”というのは、時計仕掛けのオレンジの作者で
ある、アンソニー・バージェスが作り出した言語形態で、物語の主人公であるルドビッヒが大好きなアレ
ックスとその仲間達(まぁティーンエイジャー全般)が使う特殊な言語です。
例をあげると
デボチカ(プティッツァ) 女の子、女
ホラーショー 最高、面白い
ビディー 見る
ノズ ナイフ
ガリバー痛 頭痛
スメック ニヤリ(笑う)
ドルーグ(ドルーギー) 仲間、友達
などで、これらを組み合わせて通常の話し言葉の中に組み込んで使うようです。
まぁ以下のような感じに使うみたいです。
はーい・ドルーク!(仲間達)
このホラーショ(最高)なシニー(映画)は、これでスルーシュ(調べる)すれば
ボルシー(凄く)スルージー(満喫)できるよ!
ライティ・ライト(OK)?
話は全然カバチタレから離れてしまいましたが、この「時計仕掛けのオレンジ」は独特の雰囲気があり
一見の価値ありだと思いますので、どこかで放送される事があれば是非ご覧になってみてください。
ただし、現実正解での「トルチョック」や「シゴ」はご遠慮下さいm(__)m
それから、カバチタレには続編の特上カバチがあるようですが、この特上カバチのドラマを原作を読む
前に見てみたんですが・・・
まぁ掘北真紀が出てるからなんとか見れるんですが・・・
どうも原作(少なくともカバチタレ)の、法律という武器を使ったリアルな攻防ってのはあまり前面に出
されておらず、少年漫画のような真っ直ぐな心を持った夢と希望に満ち溢れた青年が、その心意気で
事件を解決してしまうというような非常に甘ったるい味付けがされており、前述のように掘北真紀が出
ているから見れる(大事な事なので2度書きました)非常に残念な代物です(-_-;)
いわゆるお涙頂戴物になってしまってますね。
いかにも漫画的なセリフ回しも、原作の面白い所を活かせては無い(ある意味原作より漫画的)ですね。
って事で原作は凄くお勧めですので、漫画喫茶や病院の待合室にあったら是非ご覧になってみて下さい。
何よりそれなりに現実社会でも役に立ちそうなネタも含んでありますしねー。
ただし、あくまで漫画なので現実問題使えるかどうかは、よく吟味した上でご利用下さい。
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