2010WCその24（3位決定戦ドイツｖｓウルグアイ）

さて、長かったＷＣも残すところあと2戦



まずは３位決定戦ですが、スアレス・フシレが戻りはしましたが、故障を押して出場
のフォルランの方は心配の種です。

ドイツは、スペイン戦では牙の抜けたような戦い方で、チームのモチベーションの低
下と、クローゼ・ラーム・ポドルスキなど主力のベンチスタートも気になる所です。



ただ試合が始まってみると、さすがにドイツはいつものドイツで、ウルグアイもいつも
のウルグアイでした。

そして最初の得点ですが、これは残念ながらドイツへ齎されます。

シュバインシュタイガーのロングシュートを、雨の影響のせいか（確か降ってたと・・・）
ムスレラがキャッチしそこねてしまい、そこを今大会若手Ｎｏ1の呼び声の高い、ミュ
ラーに押し込まれます。

まぁいつもの展開といえばそうなんですが＾＾；



しかしここからの粘りが、今大会のウルグアイの真骨頂。

28分にシュバインシュタイガーからぶんどったボールを、ゴールまでつなげカバーニが
得点し1-1と振り出しに戻します。



そしてこの後の追加点は、嬉しい誤算というとあれですが、なんとウルグアイに齎され
ます。

それも今大会ベストゴールとも思える、フォルランのパーフェクトなダイレクトボレー＾＾

いつぞやのＣＬでのジダンのボレーと共に、これから幾度となくリプレイされるであろう
（されてほしい）本当に素晴らしいゴールでした。





しかし、ここからが俗に言うゲルマン魂の真骨頂なのかドイツが得点し2-2と、再度振り
出しに戻されます。

ムスレラには申し訳ないですが、ＧＫがカシージャスならこの2得点はどちらも防げてい
たのではないかと思いますが、無いものネダリしてもしょうがないですね＾＾；



そして延長が頭をよぎり始めた80分過ぎ。

またもやウルグアイのゴールネットがＣＫから揺らされます。



後半ロスタイムには、いい位置でウルグアイにＦＫが与えられ、キッカーはフォルラン。

最後のキックはエースに与えられますが、ボールは無情にもクロスバーへ・・・

あと半個下なら入ってたんですけどねー＞＜



そしてここでタイムアップ・・・



まぁ負けはしましたが、両者の試合後の表情を見ても、全力を出し切ったクリーン
でエキサイティングな展開の、本当にいいゲームだったと思います。

決勝戦はおそらく凡戦になると思いますので、これが今大会のベストゲームになる
に違いないと思います。

ってかウルグアイ絡みのゲームは、どれも本当に楽しめました＾＾



ドイツ事情はよく分からないんですが、ミュラー・ケディラ・エジル等、新しいタレント
が力を付けている若いチームなので、監督に恵まれればユーロやブラジル大会で
も、好成績を残しそうな感じがありますね。

イタリア・フランス等の、世代交代がうまく行ってない所はほんと今後も心配ですが…



ウルグアイは、少ない好タレントをうまく使ったタバレス監督の采配の賜物ですね。

そして個の力の重要性を、改めて思い知らされたほんと好チームでした。

タグ：ＷＣ 2010 ウルグアイ ドイツ